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やっとのことでバルセロナ ~ 今、アタシ、感性、刺激されてますPart1 ~

   ブリュッセル、アムステルダム終了~!やっと、スペインに戻れるわぁ~。スペイン語、通じなくてつらかったぁ~。

地中海が見えてきました~!

今回の宿はアパートメント。まずは2泊したら、別のアパートに移動します。なぜって??実は、あさって、アタシのいとこ2人が、夏休みを利用してバルセロナにやって来るのです!みんなでアパート借りて、バルセロナ滞在。楽しみ~っ!!

とりあえず、最初の2日はアタシたちだけで観光しとこ。まず、病院に行くんだって。なんで旅行で病院に行くの??具合でも悪いの、ママ?

えっ、これが病院??サンパウ病院っていうのかぁ~。へぇ~。

病室に使われてた空間。

天井高くて、タイル貼り。アーチの丸みで癒される。

広々としたお庭。不思議の国のアタシ。

ルイス・ドメネクさんって、病気は施術もそうだけど、「環境」が一番大事って考えてたんだね。すごい建築家。共感しちゃうわぁ~。

お次は、グエル邸。人生初のガウディ作品との遭遇で~す。

うーん、タダならぬオーラを感じます…。

地下室からして圧巻の造り。

ガウディといったら、このアーチ。

ステンドグラスもちょっと変わってる。


柱の彫り物。これだけでいったいいくら??


中央の吹き抜け。

とにかく、凝ってない部分がない。すべてが芸術のかたまり。

屋上だって、手を抜かない。

あー、インスピレーション、掻き立てられるわぁ~。

入り口の門扉。内側からは見やすくて、外からは見えにくい構造なんだって。

うーん、けっこう外からも見えるぞ。

さー、お腹が空いたから、食べに行くぞ~。

はい!お父様。まいりましょう。

このレストランですね~。ガイドブックどおりの行動。

(「ラス・キンザ・ニッツ(Les Quinze Nits)」住所:Plaza Real, 6Barcelona) 

うひゃ~、なんじゃこりゃ~。

イカ墨のパエリア。ビジュアル的に、子供にゃきついぜぇ~、これ。

上手に撮っても、ダメダメ。

子どものアタシには、フォークが進みません…。

「ガイドブックにもある、ベタなお店ですが、評判の通り、イカ墨のパエリアはとてもおいしいです。」(親談)

ちょっと宿に帰って、休憩。夜はカサミラってのを見に行くんだって。

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やっとのことでバルセロナ ~ 今、アタシ、感性、刺激されてますPart2 ~

宿で休憩後、夕方からガウディの傑作「カサ・ミラ(Casa Milà)」へ。外装の工事中で、外からあの波打つような外壁が全然見れないんだって…。残念…。「えーい、こうなったら!」と親。大奮発して「ナイトツアー&ジャズコンサート」をネット予約。こりゃ、楽しそうだぞ~。

門扉からして人工物とは思えない。

なんかの生命体って感じ。

吹き抜け。

自然な明るさが心地いい。

かわいいガイドさん。

父のテンション↗。

こんな素敵な階段からスタート。

なんだか、緊張します。

波打つ天井。

うちもこんなのだったら、楽しいだろうなぁ…。アタシたち、海中にいるみたい…。

ドアノブ。

使いやすいように、まず手で型を取ってから制作。なるほど、フィット感がたまりましぇーん。

巻貝っ!

こんなのを参考にらせん階段を造ったそうな…。

亀の甲羅やら蜂の巣やら…。

「自然物に直線はない。」ガウディが「alumuno de la naturaleza(自然の学徒:自然に学ぶ)」と呼ばれるのがわかるなぁ~。

屋上もこんなにぐにゃぐにゃ。

煙突も不気味です…。

ジャズコンサートに向け、カバ(スパークリングワイン)もスタンバイOK。

ツアー代に1杯ふくまれてます。

たそがれ時、カサ・ミラの屋上でカバ…。大人にはたまらんシチュエーションだろうな…。

ガイドさん「さあ、みなさん、どうぞ。」
  父  「はいっ!!」(もう、デレデレ…)

吹き抜けを上から眺める。

あかりが灯って雰囲気も出てきました。吸い込まれそう…。

ジャズ楽団、リハーサル中。
 
吹き抜けを挟んで、絶好の位置をキープしました。

開始を待つ。

この雰囲気。何時間でも待てそう。

演奏開始。 

こんなコンサート、初めて!!アタシもテンション、上がるわぁ~。

皆、思い思いのスタイルで、楽しんでます。

最高の夜に、「サルーッ!(Salud)」。

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やっとのことでバルセロナ ~ 今、アタシ、感性、刺激されてますPart3 ~

今日の午後は、日本からはるばる、いとこ家族がバルセロナに来ま~す。んで、広い宿に移動。

こわーいエピソード。移動の途中、大荷物で地下鉄に乗りました。3割程度の乗車率。ママとアタシはドア付近に、父は大荷物を置くスペースを見つけ、連結部あたりに立ってました。観光客らしきスペイン人が地図を広げ、父に話しかけました。父はスペイン語ができるので、親切に応じていると、父の横に立っていた中南米系の女の手が父のかばんに!!ママがいち早く気付いて「危ない!!」と割って入り、難を逃れました。よく見ると、不自然なくらい至近距離に女2人が父のサイドを固めていました。父に話しかけた男と女2人はグループだったんです。ママの大声での制止にもかかわらず、男は「僕は何にもしてないよ」という表情でまだ父に地図を見せて質問してきました。さすがに父も「あっち行け」みたいなことを言ったら、3人はさーっと別の車両に消えていきました。

注意1.込んでもいないのに、横に立たれたら非常に怪しい。
注意2.地図を広げられたら、非常に怪しい。視界を遮るための策略です。
注意3.そもそもアジア人に道を尋ねてくのは非常に怪しい。父は、スペイン語で話しかけられ
    ると、スペイン語がなせるという自負心から、無意識に親切な対応をしてしまったらし
    いです。にしても、おとうちゃん、油断しすぎだよっ!!

ともかく、無事に宿に到着。夕方、いとこも無事に到着しました。

次の日、今日は、あの「サグラダ・ファミリア教会」だ~!!こればっかりは、絵本とかで見たことがあって、すんごく楽しみ~。

借りたアパートの入り口。地元感、ありすぎです。

子供が増えて、楽しくなったぞ~。

地下鉄。

大きい方のいとこは、これからの観光の予習。

自動販売機に驚き。

日本の自販機をはるかに凌駕する品揃え。

じゃーん。とうとう到着~!

「受難の門」で一枚。

こっちは「生誕の門」。

アタシはこっちのほうが好き。でも、ずっと工事中…。

音声ガイドを借りて、見学。

英語のガイドじゃ、さっぱりわからん…。こんなに日本人だらけなのに、日本語の音声ガイドがないなんて…。日本政府から働きかけてもらわないと。

塔にものぼってみよう!
 
狭い階段を行きます。

階段の途中からの景色。

塔の上の装飾も間近で見られて、感動。

出たーっ!巻貝から着想を得たらせん階段!
 
「カサ・ミラ」にあった展示で見たなぁ。さすが、自然から学んだガウディ。

凝ったステンドグラス。

少し陽の入り方が変わって暗い色調に。こりゃー、きれいだ。

敷地内には、地域の子供や作業員の子供たちが学んだ学校も。

屋根はやっぱり曲線です。

よし、ガウディの勉強会。

黒板にはガウディのありがたいお言葉が。

”Cuando el edificio tiene simplemente lo que necesita con los medios disponibles tiene carácter o dignidad, que es lo mismo.”
「必要な物を備えること」と「個性あるいは品格を帯びること」とは同義なのである。建物というものは、手に入る素材を使って必要なものを施しさえすればいいのである。(父訳)

なるほど、なるほど。
  
メモる、いとこ。

結局、3時間ぐらい見学できちゃった。子供のアタシたちも、ぜんぜん飽きなかったなぁ~。さすが、ガウディおじちゃん。

さぁ、お昼ごはんだー!

やったー、ピザとカルボナーラ!!子供もが増えたこともあって、子供の意見が通りやすくなったぞ~!親は「ぜんぜんスペイン料理じゃないじゃん…」と不満気味だけど。ちなみに…。親いわく、イタリアとこんなに近いのに、スペインのパスタやピザはあんまりおいしくないです。日本のほうがおいしい。

バルセロナの町を闊歩(かっぽ)するアタシたち。
  
これから数日間、楽しみです。

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やっとのことでバルセロナ ~ 今、アタシ、感性、刺激されてますPart4 ~

今日は、まず、グエル公園へ。

この前「グエル邸」っていうの見に行ったけど、あのお金持ちのおじちゃんとガウディが造った住宅地なんだって。初めは「公園」じゃなかったんだ。なんだか、テーマパークみたいでおもしろそう!

回廊。

木が根を下ろしたような感じ。

またまた回廊。

天井はあくまで「アーチ」にこだわってます。

ベンチで一休み。

造ったていうよりは、自然にで上がったっていう感じ。

あ、本で見たことあるっ!
  
トカゲの噴水。記念写真を取ろうと列ができてるから、写真を撮るもの一苦労。

窓枠を額縁に見立てて一枚。絵じゃないよ。写真だよ。
  
天気にも恵まれて、お散歩には最高!!

宿に帰って、一休み。なぜなら夜は…。

「カタルーニャ音楽堂」!!!

この前見た「サンパウ病院」のドメネクおじちゃんが造ったのかぁ~。見どころは、ガウディだじゃないなぁ~。

んでもって、目的はこれ。

フラメンコ観劇で~す。これで、何回目かなぁ~、フラメンコを見るのは…?でも、タブラオ(フランメンコが見られるお店)じゃなくて、劇場で見るのは初めて。

待ち時間はお約束のカヴァ。

優雅なひと時を過ごしてます。アンタはセレブかっ!?

会場&突入~!!

ひえ~。

天井~。

どひゃ~。

今まで、子供ながらにいろんなボキャブラリーを駆使してきたアタシだけど、これには言葉が見つかりましぇーん。「圧巻」の一言。

奥が舞台。左側面の1階がアタシたちの座席。

 あっちこっちを見すぎて、首が痛いよ~。

2時間の公演が終了。タブラオで見る雰囲気と全然違う。タブラオのフラメンコはまさに即興劇そのものって感じ、こっちのフラメンコは、劇としてのプログラムがしっかりとしている感じ。その中で、ダンサーが個性を遺憾なく発揮してま~す。

記念に一枚。

フラメンコ、始めようかしら~。

帰り道。おっ、マリリン・モンローだ~!
 
フラメンコより、こっちに興奮するアタシたちでした。だって、日本のより、強烈な風がくるんだもん。    

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やっとのことでバルセロナ ~ 今、アタシ、感性、刺激されてますPart5 ~

今日は、みんなでバルセローネータへ。

見てのとおり、開放感あふれるビーチです。

水もけっこうキレイ。

波はこのとおり。

地中海って、穏やかなイメージだったけど、波は高め。日本だったら、遊泳禁止かも…。

水面の高低差、ハンパないっ!!日本の海よりスリリングでおもしろい!!

でも、常に、大人といっしょに。

お父ちゃん、もう疲れたの??

ピニャコラーダを一杯。

アタシも一休み。

あれれっ!?

お父ちゃん、あの人、上の水着、つけてないよ。

父「いいんだよ~ん。」

近くのシーフードレストランで昼食。スペインは、海の家みたいのはないけど、ビーチの近くには、レストランが並んでいます。

パエーリャ。

うーん。味は今一つ。これまで、さんざんおいしいの食べてきたからなぁ~。って、アタシはもとから好きじゃないけどね、パエーリャ。

おっ、ナバハ(nabaja:マテ貝)。

 
アタシ、好きじゃいないのに、お父ちゃんが食べろって。

うげ~!砂抜きがしてない!!砂だらけ。

ともかく、ステキなビーチ。波が高くて、すんごいおもしろかった。


遊んだあとは、このとおり。

フワフワ、まだ波に乗っているみたい…。

大人は1人留守番。2人はバルめぐり。いってらっしゃ~い。このあたり(地下鉄Poble Sec)は、バルは少ないものの、なかなか人気のあるバルがあるらしい。以下は父談。

適当に入ったら、日本&ブラジルの創作料理のお店でした。
 
(「Ikinaba」住所:Avinguda del Paral.lel 148,Barcelona)
おしゃれなお店だが、バルではなくレストランでした。お味は…、まあまあ。

すぐさま、お店を変えて、賑わいを見せるバルへ。「Lolita Tapería」ってところです。住所は
Carrer Tamarit, 104,Barcelona。
お店の人にご推薦を聞いてオーダー。まず、ナスのフライ。

(Albergínies amb melassa)
バルサミコの甘酸っぱいソースがいいアクセントになってます。外はサクサク、中はとろとろのナス。

小エビのフライ。
 
(La Gambeta fregida)

小エビと言っても、食べごたえのある大きさ。丸ごとカリカリ食べます。とにかく香ばしくておいしい。白ワインが進みます。

アタシたちが寝ている間に、最高のバルめぐりを堪能したようです…。

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