今回のセマナサンタ(聖週間)の旅行、最終日の朝が来ました。ホテル1階のカフェで朝食(desayuno)、大好きなクロワッサンを食べて、エネルギー補給です。マドリッド行の列車はお昼過ぎ。その時間までにアルカサル(Alcázar)だけは見ておきたいと思います
イスラムの王様の宮殿のあった場所に、スペインの王様が築いたお城。こういうふうに、イスラム人が残した建築様式にキリスト教建築が乗っかった様式を「ムデハル様式」っていうんだって。確かに、「アルカサル」って言っても、セゴビアで見たお城とは全然ちがうなぁ~。
とにかく庭園のお花がとってもきれい!
こんなのとか…。
こんなのやら…。
こんなのまで…。
こういうのも…
あっ、これは、アタシのフラメンコ衣装の一部です。
池の底に絵が!
とにかく各所におしゃれがちりばめられています。
今回の旅、最後のお食事。
シンプルな茹でレタス(lechuquita)、そして、(親は)冷えたモンティーリャ(montilla)で乾杯です。モンティーリャは、ここコルドバの白ワイン。飲み方はそれぞれですが、うちの親は、食前酒的な感じと感想を述べています。つまり、「甘くて濃い」って感じらしい…。
アタシは、もちろん、オレンジのフレッシュジュース(スモ・デ・ナランハ・ナトゥラル:zumo de naranja natural)です。ちなみに、スペインのスモ・デ・ナランハ・ナトゥラルは格別です。砂糖なしでここまで甘いとは!!でも、難点が…。親いわく、ビールやワインよりも高いのだと!例えば、ワインが1杯1.5~2€くらだとすれば、オレンジのフレッシュジュースは3~4€くらいします。親は、バルやレストランに行くと当然のようにビールやワインを注文しますが、アタシがスモ・デ・ナランハ・ナトゥラルlが飲みたい」というと、顔をしかめます…(涙)。
さて、メインは牛テールの煮込み(rabo de toro)。
煮込みが効いて、とろけるような柔らかさ。赤ワインの味わいがしっかりしみてます。なかなかサービスもよく、良いお店でした。 → レストラン「Casa Rubio」(住所:Puerta de Almodóvar 5, Córdoba)
最後に鉄道駅前の噴水で水遊び。
とうとうこの旅も終わり。コルドバの鉄道駅です。
プラットホームにたたずむアタシ。この旅を振り返って、なんだかセンチメンタルな気持ち…。
バザール(中国人の雑貨店)で買ったズタ袋(2€)。
旅行用の大きなバックは、例の車上荒らしで盗まれちゃった。だから、これでマドリッドに帰ります。大容量で、強度は抜群です。
テレビ番組「世界の車窓から」みたい。コルドバの夕日です。
まぶしくて目を閉じると、いろんなことが頭に浮かんで来るなぁ…。セビーリャのきれいなスペイン広場…。コリア・デル・リオの支倉のおじちゃんの雄姿…。コルテガナのローラさんの農場と動物たち…。カディスで食べた久々のお寿司…。マニルバ悪夢の車上荒らし…。ロンダの絶壁…。マラガのビーチのターザン遊具…。
マドリッドに帰ったら、また学校だ!休み中、お友達もみんないろんな経験してるんだろうな…。アタシも、みんなにいろんなお話、してあげよっと!
[0回]
PR
COMMENT
No Title
(NONAMEでコメントしてしまい大変失礼しました。。)
もうすでに日本に帰国されているのでしょうか。
私たち家族はあと2週間後にマドリッドに参ります。楽しみと不安が半々ですが、こちらのブログのおかげでかなり詳細な情報を教えていただけて大変有り難く思っています。
アンダルシアの旅の途中では、盗難にあわれて大変だったと思いますが、最終的にはとても素敵な旅行になったようでよかったですね。企画力も行動力も素晴らしいです。
もしまだ帰国されていないようでしたら、お気をつけておかえりくださいね。
Re:No Title
確かMBA取得のための渡西でしたよね。私もこちらで、そういった滞在目的の日本人の方と出会いました。学校には日本人の方も多いらしいですし、おそらくは助け合いながら、スペイン生活を乗り切れることと思います。
苦難も多いと思いますが、スペイン人の親切な国民性に甘えながら、是非とも滞在を楽しんでください。更新が不定期で申し訳ありませんが、今後とも、お読みいただければ幸いです。