さて、洞窟でのショックから立ち直るべく、ゲルニカの村に到着。この村の悲劇はアタシも父から聞いて、知ってる。スペインの国内で戦争があった時、支援する勢力の援護として、ドイツ軍がいきなり空爆して、たくさんの人が亡くなったんだよな…。その怒りを絵に表したのが、ピカソの「ゲルニカ」。マドリッドの美術館で見たことがある…。おっきい絵で、白黒だけど、すごく力のある絵。その絵の舞台がこの村なんだ…。
ゲルニカの駅舎。
鉄道駅の近くでバスは泊まります。
村の子供たちに話しかけられるアタシ。やっぱりアタシって、魅力的なのかしら…。
村の中心フォル広場(Plaza Foru)に到着。
左の建物が平和博物館(Museo de la paz)。なにやら、日本的な絵がかかってるぞ。
よく見れば、長崎の平和記念像が中心に描かれてる!博物館を見学後、この絵のことを聞いたら、平和活動のプログラムの一環なんだって。世界各国の子供が平和を祈願して描いた絵が、こうやって世界のいろいろな国を巡るんだって。すばらしい活動だなぁ…。
次は、バスク議事堂へ。これがゲルニカの木。
この木の下で、昔、バスク人たちは独立を宣誓したんだって。今はまだ、バスクの独立はかなっていないけど、バスク人の精神的な支えなんだって、この老木。
まあ、アタシは側転の練習ができて、この場所、好きよ。
議事堂内でまったり…。落ち着くわぁ…、この空間。
天井には、ゲルニカの木のステンドグラス。
夕方の日差しが差し込んで、これまたとってもステキ。
最後に、ゲルニカのレプリカを見て…っと。
これは、もうマドリッドでオリジナルを見てるから、あまり感激はありません…。
駅のホームへ。ビルバオへの帰りは、バスではなく、電車で行くことにしました。1時間に1本は出てます。
あっ、電車が来たぞ!
それっ、乗り込め~!
いかにもローカル線って感じ。
1時間ほどでビルバオの町が見えてきました。
そろそろビルバオのアチューリ駅(estación de Atxuri)に到着です。
今日は朝6時に起きてサンタンデールからビルバオ→洞窟→ゲルニカ→ビルバオ。ひじょーに疲れた1日でした。
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