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アンダルシアに憧れて13 ~ ピカソのおじちゃんの故郷・マラガ ~

ロンダを11時頃に出発。次の目的地、マラガに2時間半ほどで到着でーす。ここは、アタシも感動したゲルニカを描いたピカソのおじちゃんが生まれた町なんだって。それに、海もあるし、楽しみー!

今回の宿は、マラガの中心から少し離れたペドレガレホ(Pedregalejo)っていう地区に取ったんだって。この時期、安めの宿がこの辺しかなかったんだって。でも、路上駐車できる場所も多くあるし、中心には11番のバスで20分くらいで行けるし…。静かにのんびり過ごしたい人にはお勧めです。

さて、宿から歩くこと3分で、ビーチに到着。「わーい、遊ぶぞー」って思ったら、まずはお昼ご飯を食べなさい!ってことで、レストランへ。この付近には、ビーチ沿いにいろいろなバルとかシーフードレストランがずらりと並んでいて、とって雰囲気がいいよ。店頭で丁寧にメニューの説明をしてくれたレストラン「El Morata」へ。

(レストラン「El Morata」 住所:Paseo Marítimo Pedregal,13, Pedregalejo, Malaga)

店の中に案内され、まずは、お店の人と何を注文するかをじっくり相談。実物のえびや魚を見せてくれ、重さを量って値段を教えてくれます。シーサイドテラスの開放感、空腹、店の人のセールストーク、いろいろあってエビ、タイ、カタクチイワシ、パエーリャを注文。ホントにそんない食べれんの?安くないんだよ、シーフードって。やっぱり、車上荒らしの後遺症でまだヤケクソになってるのかなぁ…。

さて、ここのビーチ沿いのレストランは、各お店、必ずと言っていいほど、こんな感じの焼き場があって、焼き専門のおじさんがスタンバっています。

まずは、この道40年のベテラン(推測)、焼き担当のおじちゃんにご挨拶。決してこの場を離れることはありません。ホントの焼き専門家。

おっ、アタシたちが選んだタイ(18€)がセッティングされました。高いけど、おいしそう…。

先にできたエビ(8€)の塩焼きで一杯。楽しみに出来上がりを待ちます。

見て、このおじちゃんの目。焼き加減を見ては、魚の位置を細かくずらしたり、火加減を調節したり…。「食べごろ」を1秒単位で見極めます。

その間にイワシの塩焼きとパエーリャが到着。
     
イワシは5€、パエーリャは9€。子供のアタシにはわからないけど、親いわく…ほんとに絶品。イワシは 鮮度がよくて臭みはゼロ。味はしっかり、ふわっとした焼き具合です。パエーリャもホントにおいしい!2人前18€のところを1人前で出してくれました。汁が多くてべちゃべちゃに見えるでしょ?でも、ご飯の芯がしっかりと残ってるから、雑炊とは違います。ここまで濃厚なパエーリャはマドリッドでは食べられません。スペイン滞在で1、2位を争うおいしさ…だそうです。
ここまでで、相当の満足感を味わった親たち。そこへ、おじちゃんが丹精込めて焼いたタイが登場でーす。 
 
塩とレモン…、ただそれでけでいい。こちらも、寸分違わぬ焼き具合だそうです。

親は念願のシーフードに大満足。お酒も含めて合計55€(約8000円)も使っちゃったぞ!でも、イワシにしろタイにしろパエーリャにしろ、味と値段ともに「マドリッドではあり得ない!」とのことです。

さて、ここからはアタシの時間にさせていただきます。ビーチでこんな遊具を見つけちゃった。それー!

うわー、これおもしろい!!ターザンみたいにワイヤー移動です。ビーチにこんなのあるなんて、日本では、なかなかないんじゃない?

お友達もできちゃいました。

スペインに来てから8か月。来たばっかりの時は全然スペイン語がわからなかったけど、今ではペラペラでーす。お友達を作って一緒に遊ぶんなんて朝飯前。

結局、夕暮れまで浜遊びを楽しんじゃいました。ローラさんの農園生活も懐かしいけど、ビーチはやっぱり楽しい!明日も、来ちゃいまーす。

(マラガ・ペドレガレホの夕暮れ)

さて、次の日は「ピカソの生家」(Casa natal de Picasso)から見学。

ここであのピカソのおじちゃんが小さいころを過ごしたんだ。

中にはゲルニカの下絵。うーん、いつ見ても、インスピレーション掻き立てられるわぁ~。

お次は「ピカソ美術館」(Museo Picasso Málaga)。もう人が並んでる。

アタシは絵よりもこの天井に何かを感じるわ。

  街中には、こんなオブジェも。
 
でっかいお手てのひらで記念撮影。

露店のおじちゃんのドン・キホーテの絵をじっと見つめてたら、プレゼントだって、アタシにくれちゃった。5€もするのに…。

決しておねだりしたわけじゃないんだよ。でも…、アタシの魅力かな…。いや、違う、ホントにスペインの人たちって、国籍とか関係なく、子供にやさしいの…。

さて、母親は買い物。アタシは父親と、もちろん、昨日遊んだビーチへ。また、あのターザンの遊びやるんだ!

…結局、ターザンの遊びを日没まで4時間やってしまいました。だって、次々にお友達が来るから、指導してあげてたら…そんなに時間が経っちゃった。その間、父は浜辺でぼけーっとしてました。

晩御飯は、またまたシーフード。今度は昨日と違うお店に行ってみました。親、相当気に入ったのか、またパエーリャとイワシを頼んでました。でも、それほどじゃなかったみたい…。やっぱり昨日の「El Morata」は当たりだったようです…。
海の町・マラガは楽しかった。親はシーフードだけど、アタシは浜遊び。もちろん、ピカソのおじちゃんが生まれた町の雰囲気も堪能しました。

明日は、今回のセマナサンタの旅行の最終目的地コルドバです。

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