フェロールのバスターミナルを出発。フェロールでの出会い…。後ろ髪をひかれる思いだけど、まだまだ旅を続けるらしい…。ホントにうちの親、この旅をどこまで続けるのかしら…。
さて、バスに揺られること3時間弱。ようやくビーゴ(Vigo)の町が見えてきました。このビーゴ、スペインでも有数の漁港らしい。漁港か…。また魚介類ばかり食べさせられるんだろうな…。今から憂鬱…。
あいにくの曇り模様。
ビーゴのバスターミナルは少し不便。町の中心からかなり離れた場所にあります。市内のバスは多く走っていて、便利ですが、疲れもあって、宿まではタクシーに乗ってしまいました。
ここビーゴは5泊の予定。この北の旅で最も長い滞在で~す。あ~、少しはゆっくりできそうだわ~。それに、この町には知り合いが2家族。アタシの学校の同級生関係の知り合いです。ビーゴに行くと言ったら、2家族とも「ぜひ連絡ちょうだいね~」だって。さっそく連絡するも、携帯なのに、なぜかつながりません…。ホントに、スペイン人ったら!
さて、宿に到着!!どんな宿かな??親いわく、今回は5泊だし、ゆっくりできるアパートにしたと。タクシーを降りた場所でオーナーに電話。「今から行くから少し待ってね」とのこと。待つこと5分、オーナーが現れた。いかにもスペイン人らしい明るい女性。「じゃ、入りましょう」といきなりお店みたいなところに入り出したぞ!!
えっ、ここ、お店じゃないの…?
こんな貼り紙も…。「各種イベント、誕生日、ご家族の集まり、洗礼式、コムニオン(8~9歳のお祝い)など、日貸しいたします」だって。やっぱり、これ、アパートっていうよりお店的な感じじゃん!!父親が、安いからっていう理由で予約したらしいけど…、大丈夫かいなぁ。
入り口を入ると、バルそのまま。
やっぱり、お店的な感じ。
奥へ。3人家族では使いこなせないほどのキッチン。
ただただ、お店的。
一応、キッチンからはオーシャンビュー。
でも、あまりにお店的な感じに、アタシの不安はピークに。すると、オーナーが2階に案内してくれました。
おっ!2階はしっかりとした居住スペース。お部屋も4部屋。こりゃ~、最高!!
アタシの部屋もある!!すご~い!!
ここは、親の寝室。いきなり鏡を拭きだす母。
階段でこんな遊びもできるぞー!アタシ、気に入っちゃった、ここ。
5泊で200€は大満足の値段だと思います。コンロが5つ口、オーブン、いろいろな種類のグラスがうれしい。もちろん、1階のバル・スペースも使いたい放題なので、夜はカウンターで「お食事&飲み」です。アタシたちはネットで予約したけど、さっきの貼り紙にあった番号に電話をかければ、オーナーと直接交渉で、即予約です。
夕刻前、お散歩にでかけます。
絵になる旧市街の町並み。
太陽の門(Puerta del Sol)にあるモニュメント。エル・シレーノ(El Sireno)っていうんだって。男の人魚なんて初めて見た。
さて、夕食だ!!旧市街の景観を損なわない、雰囲気のあるレストラン。母、気に入った様子。
(Vinoteca Cabernet 住所:Calle Teófilo Llorente 29A, Vigo)
やっぱりビーゴに来たらタコ(pulpo)、だそうです。アタシは知らんけど…。
タコの鉄板焼き(Pulpo a la plancha)。柔らかいタコを香ばしく焼き上げ、バジルソースでいただきます。こりゃー、リアス・バイシャス(Rias Baixias:このあたりの白ワイン)に合うわぁ~(親談)。
お腹も満たされ、お散歩。7月の夜風が気持ちいいなぁ~。
港町の夜は、ゆっくりと更けていきます。
[0回]
PR
COMMENT