まずはこの写真から。
このケッタイな形をした食材。その名をサラホス(zarajos)というクエンカ(Cuenca)の名物タパス。植物(主にぶどう)のつるを交差させ、そこへ子羊の小腸をぐるぐると巻きつけているため、このような状態になっています。1個3.00€。これを調理してもらうと、次の写真のようになります。
この店では、カラっと揚げ、シンプルな塩味とレモンでいただきます。アツアツです。生の時に刺してあった植物のつるが、そのまま串代わりになり、画期的。なるほどと思わせます。臓物特有の弾力のある食感とコク。お酒がすすみます。
この店では、このブログでも紹介したモジェーハス(mollejas:子羊のリンパ)や、その他、定番の臓物料理のカジョス(callos:胃袋の煮込み)やリニョネス(riñones:レバー)なども賞味できます。店頭のケースには、オレーハス(orejas:豚の耳)もっ!!勢いで頼んでみました。
うーん、豚の耳にしか出せないコリコリ感とねっとり感。この相反する食感がたまりません。一人前5.00€ですが、半人前で頼んで3.00€で作ってくれました。少量をいろいとと食べたい日本人にもやさしいお店です。
ちなみに1人前は「ウナ・ラシオン(una ración)」と言います。たいていの店は量が多いです。ですので、半人前「メディオ・ラシオン(medio ración)」で頼むのが、いろいろな料理を試すコツです。
お店はここ。何か、日本の焼き鳥屋に来たような感覚で、雰囲気も楽しめます。臓物系に目がない方には、おすすめのお店です。 ※しょっぱめの味が苦手の方は、「塩、少なめ」(menos sal:メノス・サル)で注文すると良いかと思います。)
(Casa Toni 住所:Calle Cruz,14, Madrd)
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