CACHITO MIO 2011(カチート・ミオ)
・産地 Toro(トロ):カスティーリャ・レオン州
・ブドウ種 Tinta de toro(ティンタ・デ・トロ)100%
・価格 10.50€(約1400円)
ボレロの名曲を名に冠したワイン。スペインの赤ワインの名産地と言えばRioja(リオハ)、ブドウ種はtempranillo(テンプラニーリョ)ですが、さらにドッシリ感を求めるなら、Toro(トロという産地名)のtinta de toro(ティンタ・デ・トロというブドウ種)がおすすめです。安すぎると「渋いだけ」というものが多いですが、CAHITO MIOは、(スペインで飲む場合の話ですが)値段が手頃、香りに迫力があり、味が深くバランスがいい。そして、ほどよいフィニッシュが心地良いです。何よりも、挑発的なエチケットが個性的で楽しい。いずれをとっても満足できる一品です。
ちなみに、ワインの初回なので、スペインのワインについて。
スーパーでは、1€(135円前後)程度から、実に豊富なワインがそろっています。私のようなものは、5€以下のワインで、いかにおいしいものを見つけるか、日々試行し、楽しんでいます。普通のスーパーの場合、ほとんどがスペイン産のワインです。日本で売っているスペインワインの半値以下で購入できるので非常にうれしい。5€(680円程度)くらいから高いワインの部類なのか、店によっては、盗難防止用の器具がついています。
たまたま家を構えた場所のすぐ近くに、有名なワインの専門店がありました。
BODEGA SANTA CECILIA
http://www.santacecilia.es/tiendas-de-vino-madrid.html
スペイン産だけではなく、ヨーロッパ各地のワインがそろっています。また、ワインのみならず、ビール、リキュール、酒のつまみなど、愛飲家にはたまりません。ベルギービールについて言えば、日本の3分の1程度の値で買えるので、これも、ヨーロッパに住む楽しみの一つです。
Bar(バル)やレストランでは、1杯2~2.5€(270~340円程度)が相場です。ワインを頼むと、赤か白かを聞かれ、ハウスワインを出してきます。赤の場合は、Rioja(リオハ)かRibera(リベラ)か産地を聞かれることがりますので、怯(ひる)まず、即答で"Rioja, por favor"(リオハ・ポル・ファボール「リオハをお願いします」)とか、”Quiero Ribera”(キエロ・リベーラ「リベーラが欲しいね」)などと答えるとかっこいいです。あくまで「怯まない」ことがポイントです。
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