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お城を見にセゴビアへ1

あー、寒い。マドリッドの冬は冷え込みますわぁ~。うちの親、こんな寒い2月の時期に、今度はマドリッドよりももっと寒いセゴビアに行くとか言い出したよ~。もう泣きたい…。「ディズニーランドのお城があるんだよ」っていうが…、なんかあやしい。本当かいな?ミッキーはいるの?疑いながらも行ってまいりま~す。
 
さて、プリンシペ・ピオのバスターミナルからバスで1時間15分ほど。セゴビアのバスターミナルで地図を入手。10分ほど中心のほうへ歩いていくと!!おっ、何だ、この大きい橋は!!

親に聞くと、これは水道橋(acueducto)っていうらしい。山から街の中に水を引くために建設されたんだって。そうか、一番上が水路になっているのか…。これが2000年以上も前に造られたっていうから驚き!ああやってアーチ状にすると、石って落ちてこないんだね。ローマ人がすごいのか、それとも地震がない国だからか…?うーん、やっぱりローマ人がすごいんだろうな…、感心、感心。

おー、この角度もなかなかいいねぇ~。まっすぐだわ。

さて、もっと市内の中心のほうへ行ってみよう。

このカテドラル、トレドとかのとまたちょっと違う趣きがあるぞー。ゴシック様式全開!!

おお~、あれは!!

やったー。お城だ、お城~。でも、ミッキー、いないじゃん!親いわく「えっ?ミッキー?ここにはいないよ。ディスニーランドのお城のモデルになっただけだよ。」うげー、騙された~。

でも、なかなかの内装です。ステンドグラスも大きくてきれい。

鎧がちょっと不気味。

窓際で憂(うれ)うアタシ…。ちょっとセンチメンタル・ジャーニー(古っ)。
眼下にはラ・ベラクルス教会。明日にでも行ってみよっ。

さて、なんやかんやで夕方。
 
これまた夕方の水道橋も乙ですなぁ~。

あっという間に日没後。人気が減ったところで、意味もなく親とダンス。
 
とりあえず、水道橋の思い出、スケッチしとこっと。

あー、よく動いてお腹がすいちゃったよ。何を食べんのかな~。

げっー、6歳の少女にこれ食わせる気かぁー!正気かぁー!これ、コチニーリョ・アサード(cochinillo asado)って言うらしく、ここセゴビアの名物料理らしい…。要するに、子豚の丸焼きです。

親、丸ごとで注文するのは思いとどまってくれたらしい。このカットで注文できてよかった。まあ、皮がパリパリ、中はジューシーでおいしくいただきました。子豚のエネルギー注入。明日も頑張りまーす。

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お城を見にセゴビアへ2

昨日でお城は見たから、もう帰りたいな…。えっ、今日も泊まるから、丸一日観光だって!?セゴビアに2泊かいっ!!


「OH!」っていう看板を見つけて、ポーズを決めて喜ぶ親。朝から大丈夫かな、この人…。

さて、アントニオ・マチャードおじさんの家から見学開始です。
 
アントニオ・マチャードおじさんは、スペインの有名な詩人なんだって。フランス語の先生でもあるんだって。セゴビアで生まれたわけじゃないけど、ここの高校で長い間、先生をしていたから、住んでた家が博物館になっているってわけ。ひっそりとした佇まいです。


当時(1900年代初頭)の生活そのままに、いろいろなものが保存されてます。かわいいおうちで、インスピレーションを掻き立てられました。

さて、お次は、昨日お城から見えたラ・ベラクルス教会へ。

13世紀の建物で、これまた古い。12角形の珍しいかたち。見終わったら、そのまま街の対岸の小高い丘をハイキングできます。

青い空が気持ちいい。
 
あっ、コウノトリ!!器用な巣作り名人!!

あ~、今日もよく歩いた。これで今日もよく眠れるわい。

ミッキーがいるわけではないけど、お城、水道橋、古い教会にコウノトリなど、セゴビアも見所ありです。


アタシには、朝食のこれがたまりませーん。

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チンチョンでのんびり

さて、3月に入り、寒さもいくぶん和らいだような…。そんなある土曜日、「今日はチンチョンだ!」と親がいきなり言い出したぞ。何だ、チンチョンって?

チンチョン(Chinchón)は、マドリッドの南東45kmのところに位置する小さな街。バスでサッと行ける休日の「のんびりスポット」だそうな…。アタシはマドリッドにある公園でのんびりがいいんだけど…。

さて、まず地下鉄6号線コンデ・デ・カサル駅(Conde de Casal)へ。降りて少し歩いたところに337番のバス(Veloz社)が出るバス停あり。バルデラグーナ(Valdelaguna)行きのバスに乗ります。バスターミナルではないので、料金も乗車の際に運転手に払います(4.20€)。

45分ほどでチンチョンに到着。まずは、マヨール広場を目指します。っと、急斜面のテラスを発見!

マドリッドでもいろいろな急斜面のテラスを見てきたけど、これはアタシが見た中でも相当なレベル!本当にスペイン人はテラス好きだなぁ~。あれじゃ、グラス倒れるでしょ?

マヨール広場に到着。

うーん、こじんまりとして、いい雰囲気。周りの建物はレストランが多くって、2階3階のバルコニーにもテーブルを出してます。
こんな感じ。

古い建物なので、少し歪んでるけど…。でも、あそこで食べたい!!っと思ってるところへ…。何やら楽団みたいなのが広場に入ってきた!
 
おじいちゃんが棒を回しながら先導してる。何なんだろう…?楽しげな雰囲気。
 
     お兄さんもにっこり。      この垂れ幕でわかりました。
楽団はみんな家族。おばあちゃんの100歳の誕生日らしいです。100歳の誕生日を家族楽団で祝ってもらえるなんて、す・て・き…。

さて、お腹が空いたぞ~!このレストラン、雰囲気よさそ~。
  
 (ラ・バルコナーダ(La Balconada)  住所:Calle De Morata, 1Chinchón)

本当はバルコニーの席で食べたかったんだけど、土曜日とあって、バルコニー席は予約でいっぱいでした…(残念)。しかたなく室内で。※週末のバルコニー希望の方は予約必須です。

でも、室内もなかなか良し。レトロな食器棚があって、配膳もこの棚から取り出して行います。いちいち引き出し開けたりして面倒くさそうだけ、客としては雰囲気を楽しめます。

食べ物は…、えーっ、カリョス~(callos)!?これ、アタシはあまり好きじゃないのに…。だって、牛の胃袋の煮込みだよ~。子供が好きなはずないじゃーん。親は「チンチョン風カリョス」の「チンチョン風」に興奮して、注文したみたい。うーん、マドリッドで食べるのとあまり変わらないように思うけど…。親は、ウマイウマイと食べています。
 
出たー、モジェハス(mollejas)!!子羊のリンパ線(このブログの別記事でも紹介してます)。「やわらかい肉とカリカリに揚げた生ハムが絶妙~」と、親が言っています。アンタたちも好きね~、クセのあるお肉。アタシは普通のお肉が食べたいの!普通の!

でも、まあ、マヨール広場の見える席だったのでよかった。雰囲気がよくて。バルコニーは屋外という扱いらしく、タバコもOKだったので、逆に室内のほうがよかったかも…。値段は少し高めだったけど、だいたい半人前(medio ración)で注文できたので、ちょうどいい感じ…。

さあ、待ってました。食後の運動、って、動いてるのはロバさんだけど…。サラゴサに引き続き、乗馬でーす。


おおっ、にんにく。ここ、チンチョンはにんにくで有名なんだって。新鮮なにんにくの露店が各所に見られます。当然、ひと袋、購入。(帰ってから食しましたが、柔らかくて匂いがキツくない、おいしいにんにくでした。)
 
  これは、おじさん特製の「にんにく袋詰めマシーン」。よくあるプラスチックの灰色のパイプにネットを装着。一方の口から適量のにんにくを転がし入れればOK。
 
「写真はやめてくれよ~、俺の特許なんだから」と言われましたが、購入ついでに許可をもらい…。うーん、おじさんの働き者の汗がまぶしい!!


おいおい、さっきレストランでワイン飲んだばっかじゃん…。チンチョン名物アニス酒だって。けっこう酔っ払ってるじゃん。そこへ、手作りアクセサリーの訪問販売のカップル登場!!
     
父、アニス酒効果で、アタシにブレスレッド、母にはネックレスを購入。

チンチョン…、特に何もない街ですが、だからこそ、観光に急かされることなくのんびりできます。結局、日の暮れる時間までまったりしちゃいました。
 
夕方には、バルコニーに明かりが灯ってきれい…。

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アンダルシアに憧れて1 ~ 春のスペイン南部の旅 ~

さて、セマナ・サンタ(聖週間)で学校もお休みです。うちの学校は15日間も休みがあります。この機会を利用して、アンダルシアに行くぞ!と親が言い出しちゃった。普段、学校で忙しいんだからのんびりさせてよ~、と言いたいところ…。でも、「田舎に行って馬に乗るよ」と言われ…。うーん、乗馬は楽しそうだぞ。よし、出かけてみるかっ!

今回はの旅は10日間。旅程は下の通りです。

マドリッド → セビーリャ(Sevilla)→ コルテガナ(Cortegana)→ カディス(Cadiz)→ ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ(Vejer de la Frontera)→ ロンダ(Ronda)→ マラガ(Málaga)→ コルドバ(Córdoba)→マドリッド

マドリッドからからセビーリャまで列車。そこからはレンタカーで旅をして、コルドバでレンタカー返却。列車でマドリッドへ帰ってくるという流れみたいです。

では、行ってきまーす。

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アンダルシアに憧れて2 ~ 春のセビーリャ ~

さて、今回の旅行の最初の目的地へ。マドリッドから列車でアンダルシア州の州都・セビーリャに向かいます。

アベ(AVE:スペイン高速鉄道)の快適な旅です。アベには、こうやって1つの車両に2箇所、4人用のテーブル席があるんだけど、3人か4人で乗るなら、この席を買うのが絶対おススメ。詳しくは、「レンフェのお得な切符の買い方」で紹介してます。

さて、セビーリャのサンタ・フスタ駅に到着。近代的な駅。宇宙ステーションかっ!?
 
駅を出て、32番のバスで市内へ。15分ほどで、ホテルにほど近いドゥケ広場(Plaza Duque)に着きます。

ホテルに荷物を置いて、さて、少し休みましょう…って、もう出かけるの~?まずはセビーリャ美術館だって。マドリッドで美術館は散々見たでしょ!
 
こういうファザードもちょっと見飽きたアタシ。
 
中に入ると…、ムリーリョに囲まれてるわっ!名画の数々に脱力で座り込むアタシ。

うーん、これもインスピレーション、掻き立てられるわぁ~。

思ったより、ガッツリと絵画鑑賞を楽しんじゃった。さて、もうお昼の時間。楽しみー。ガイドブックにも乗っているレストランへ、安いタパスを食べに行ってみよう。

(レストラン「ESLAVA」住所:Calle Eslava 5)
まだ1時半だけど、もうこの人の入り。席、空いていないだろうな~と思いながら中へ。すると、ラッキー!!カウンターは人がごった返しているのに、テーブル席は空いていました。ホントにスペイン人は座るのがお嫌いなようで…。助かります。
 
サバのソテー(caballa asada)。シンプルな塩味で日本人好み。臭みもなく脂ものっていて旨し!!と、親が言っています。

ホタテの貝柱のソテー(centro de vieira)。これまたシンプルな味付けで旨し!!以上の料理、共に2.90€。量が多くなく、料金が手頃。これぞ日本人の求めるタパスです!!と、親が言っています。アタシは、ポテトフライとかピザとか食べたかったんだけどな…。

さて、お腹も満たされたところで「ホテルに戻って遊ばない?」と提案したところ、当然、却下。まだ、歩くそうです。

セビーリャのカテドラルです。100年かけて造っただけのことはあるわ…。壮大さと繊細さの融合…。

お次はスペイン広場。マドリッドのスペイン広場を想像してたから、びっくり。こちらは、本当に大きくて、優雅で、美しい! 

でも、アタシは、この馬のオブジェが一番気に入りました。

いやー、しかし、暑いわ~、セビーリャ。4月のこの時期にすでに30度です。ということは…、やっぱり最後はこれね。
 
さて、これで英気を養って、明日は、コリア・デル・リオっていう町に行ってみま~す。

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