今回は、小学校のお友達の家族と一緒に、世界遺産の町アビラ(Ávila)に行きます。お友達のママがアビラの出身ということで、案内をしてくれるんだって。世界遺産は何のことやらわからないけど、今回はお友達と小旅行に行けるので、楽しみです!
レンタカー1台にみんな乗り込みしゅっぱ~つ!マドリッドから1時間ほどでアビラに到着です。6月の下旬。マドリッドはすでに真夏の陽気ですが、ここアビラの風はさわやか。それもそのはず、標高1130mの高地に位置しています。おっ、城壁が見えてきたぞーっ!
サン・ビセンテ門(Puerta de San Vicente)っていうんだって。脇にはサン・ビセンテ教会(Basilica de San Vicente)があります。
サン・ビセンテ教会と老木をバックに記念撮影。
お友達はカメラマンへのサービスがすごい。自然にかわいいポーズがと撮れちゃうんだ。見習わなくっちゃ。
さて、門をくぐって城壁内に突入。
街灯もおしゃれです。
さて、5分ほどでカテドラルに到着。
内部は独特でした。トレドのカテドラルみたいにきらびやかな感じじゃない。すごく質素な感じだけど、使われている石が赤い色をしているせいか、自然な華やかさがある。他の町の大きなカテドラルなんかより、断然気に入っちゃった。
カテドラル正面にあるツーリストオフィスから城壁の上に登って、歩けるんだよ。みんなで行ってみよう。
こんな感じ。上から見ると、城壁の形がよくわかる。イスラム人からこの地域を奪還したときに、二度と征服されないように、当時のスペインの王様が、頑丈な城塞を造るように命じたんだって。ところどころに半円状に突き出している部分がミソ。よじ登ってくる敵を簡単に仕留められるように工夫されてるんだって。
アタシもお友達みたいに、うまくポースとれてるかなぁ…?
城壁の上には、さらに見晴らしのいい部分がたくさん。よし、全部のぼっちゃおう!
城壁の上から見ると、アビラの町には、なんとコウノトリの多いこと。数えきれないわ。
この石像、なんだと思う?実はブタなんで~す。まったくブタに見えませんが…お友達のママいわく、起源はよくわからないけど、ここアビラには、このブタの石像がいろんなところにあるんだとか…。不思議。
まあ、アタシたちにかかれば、単なる遊具と化します。
アビラはチュレトン(chuletón)という牛ステーキが有名らしい…。
「本日のおすすめ」(Oferta Hoy)の文字が。…えっ、いくら骨付きだからって、800g!?日本人だったら3人くらいでシェアーできるんじゃないかなぁ…。そしたら、19€は安いかも…。
胃袋のそれほど大きくないアタシたちは、町から少し離れたところにあるトルティーリャ名店へ。アビラ育ちのお友達のママお墨付きのお店。
(「Venta la Tortilla」 住所:Carretera Burgohondo, 0, km 9, Ávila)
子供も大好きトルティーリャ。トルティーリャを撮ろうと向けたカメラに、お友達がポーズ。
トルティーリャの王道、ジャガイモと飴色玉ねぎのシンプルな味。周りはふわっと、中はとろとろ。アタシ好みのトルティーリャで、大満足。
お友達のママのおすすめ、パタタス・レボルコーナス(patatas revolconas)。
マッシュポテトをオリーブオイルと赤いパプリカの粉で味付けしたもの。上には、カリカリに揚げた豚の皮とラードがのっかってます。これも素朴な味わい。家庭料理のような感じですごく美味しかった。
さて、お腹もいっぱいになったところで、またアビラの町に戻ります。町のいたるところで結婚式が。
見て、このお姉さんたち。まさに「花嫁じゃなくて、私を見て!」と言わんばかりの衣装。日本だったらありえません。
最後に、エンカルナシオン修道院へ。
スペインで最も尊敬される修道女サンタ・テレサ(Santa Teresa)が過ごした場所。アタシたちも将来、尊敬される大人になれるかなぁ…。
世界遺産の町アビラ。歴史的な重要性…、わかったようなわからなかったような…。お友達と遊べたこと。アタシにはそれが一番の思い出です。
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