パンプローナの牛追い見物後、ちょっとだけ宿で仮眠。これから5日間はレンタカーで移動です。前回の旅行の車上荒らしの悪夢を思い出しちゃうな…。気をつけなくっちゃ。
今日は、リオハ州アルネド(Arnedo)を目指します。あまり観光客が行くとこじゃないけど…。実は、アタシの学校のお友達のおじいちゃんが、昔ここでワイン作りとペンション経営をしてたの。で、それはもう閉じたんだけど、まだここには大量の赤ワインと、大勢で泊まれるお部屋があるんだ。それで、いくつかの家族で集まって、週末をここで過ごそうってわけ。アタシたちは旅の途中だけど、「寄れるなら是非」とお誘いを受けたので、お邪魔しちゃいまーす。
安全運転でお願いしまーす。
アルネドに行く前に、少し寄りたいところがあるんだって。
まずはイェサ(Yesa)。
きれいな人造湖にはしゃぐ父。時期によっては湖畔で泥温泉に入れるらしい。でも、この時期(7月)は、無理でした…。
高台にたたずむレイレ修道院(Monasterio de Leyre)。
ベネディクト会修道士…、ロマネスク様式…。アタシには何のことかさっぱり…。
次に、フランシスコ・ザビエル生誕の地、ハビエル(Javier)へ。日本にキリスト教を伝えた人…か。まだ学校で習ってないから、これもさっぱり…。
ザビエル城(Castillo de Javier)。丘にたたずむ立派なお城。
こんな銘文が。
「1506年4月7日、ここにザビエル生誕す。」
さあ、もういいでしょ。早くお友達のいるアルネドに行こうよ~。
寄り道をしすぎて、結局アルネドに着いたのは夜の7時半過ぎ。みんなアタシたちを待ってました。
晩餐がスタート。
トルティーリャで軽めの夕食。宿主のペドロおじちゃんを囲んで、楽しい歓談。
お父さんたちは、ペドロおじちゃん特製のリキュールで酔っ払い。
ニワトコ(sauco)っていう植物のお酒。「男子限定」(Para puros machos)って書いてあります。
次の日のお昼は、待ってました!バーベキューで~す。
ソーセージと骨付きあばら肉を豪快に炭火焼にします。
こんな風にセッティング。
炭の上にドーンと置くだけです。
やっぱ炭火焼はうまいなー。余計な脂が落ちてこうばしい。
こんな感じのお庭でいただきます。
スペインの田舎のホントに贅沢なひと時です。
夕方は、アルネドの隣村アルネディージョ(Arnedillo)の教会へ。
質素だけどすばらしい雰囲気の教会で、ペドロおじいちゃんの弟さん、トマスさんのコンサートがあるんです。実はトマスさん、オーケストラの指揮者なんです。
祭壇で行われるミニコンサート。村中の人たちが集まってきました。
教会って、そのままコンサートホールにもなるんだ。音響が最高!
アタシたち、CD販売のお手伝い。
教会でコンサートなんて、ホントに貴重な体験。
次の日。川原の温泉へ。実は、ここアルネドは川原に温泉が湧いてるんだよ。
温泉への道。ペドロおじいちゃんの宿から歩いて20分くらいです。
古そうな橋。
こんなステキな橋をくぐって行きます。
わー、日曜日とあって、もう人がいっぱい。
向こう岸のほうが熱いお湯が出てるっていうから、行ってみよう。
熱いお湯と川の水が混ざって、いい湯加減。
子どもはプール感覚で楽しめます。
宿に帰ると、男衆の手によるパエーリャが完成してました。
鶏肉のシンプルなパエーリャ。普段、パエーリャを避けてるアタシ。でも、食べざるをえません。親いわく「大量に作ると、やっぱりおいしいーー!!」。
食後は、プールサイドでガールズトーク。
設置されているのは鳥居。ペドロおじいちゃんの作品です。
甲羅干し。
あー、気持ちいい。
明日は月曜日なので、お友達の家族はマドリッドへ帰ります。アタシたちの旅はまだまだ続きます。これからブルゴスへ。あー、忙しい…。
[2回]
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