マドリッドに来て、早4ヶ月…。あー、もう年の瀬か…。今年はいろいろなことがあったなぁ~。年末ぐらい、思い出に浸りながら、ゆっくり過ごしたいなぁ~。なんて思ってたら、おいおいやめてくれよ~。ピレネーにスキーに行くなんて言い出したよ~、うちの親。まあ、スキーもやらないことはないけどさぁ~。電車とバスを乗り継いで、サラゴサ(Zaragoza)→リェイダ(Lleida)→ビエラ(Vielha)だって。スキー場はバケイラ・ベレット(Baqueira-Beret)って言うらしい。まあ、行ってみるか。
…というわけで、AVE(アベ:レンフェの高速鉄道)で1時間15分。サラゴサのデリシアス駅に到着。34番の市バスで街の中心に向かいます。電車の切符が安いからって、マドリッド6:20発の電車(25.10€)なんかに乗るから…、ほら、朝の8時前に到着しちゃったよ…。しかも、今日は日曜日。人っ子一人いないし、店も開いてないし…。路面電車があって、町並みはきれいだと思うけど…。
とりあえず、ホテルのチェクインは済ませて、街のシンボル、ピラール聖母教会へ。エブロ川のほうから見てみようかなぁ…。うーん、絵になるなあ…。
教会の正面に回ると、大きいベレンがありました。
ベレン(belén)っていうのは、写真みたいにイエス様の生誕を表現したクリスマスの飾りのこと。年末から1月の初め頃にかけて、どこでも見られるもの。家に置ける小さい模型から、こうやって屋外に設置される大きいものまで、サイズはいろいろ。でも、イエス様が生まれた馬小屋が必ずあります。
アウグストゥスの銅像だって。サラゴサのローマ時代の名前は「カエサル・アウグスタ」。皇帝だったこのおじちゃんが作った街なんだって。
うわー、ここを踏むと、このカエル、水を吐き出すぞっ!おもしろっ!!
カラフルな壁も、おもしろいなぁ~。
やっと、店が開いてきたぞ。博物館も開いたみたい。入ってみよう!
うわー。仮面!!(カエサルアウグスタ劇場(Teatro de Caesar Augusta)にて)
疲れたので、バルで一休み。このバル、なかなか歴史がありそうで、趣があるぞ。混んでるし…。タパスでも食べて、っと…。
そのあとは、やっぱりチュロス・コン・チョコラーテ(churros con chocolate)でしょ。
これはウマいっ!普通のチョコラーテよりもドロッとしていて粘りがあり、カリカリのチュロスによくからむっ!!マドリッドにある名店「サン・ヒネス」(San Ginés)よりも、こっちのほうが断然ウマいぞっ!!そのままでは濃厚で粘りがあるので、ホットミルクを頼んで薄めて飲み干します。こりゃー、サラゴサに来た甲斐があったわい。お店、紹介しておきまーす。
(「グラン・カフェ・サラゴサ」(Gran Café Zaragoza) 住所:
Calle de Alfonso I, 25)
食後の運動。って、アタシは動いてないか…。ロバさん、頑張って!
サラゴサか…。子供のアタシにゃ、ちょっと見所に欠けたな…。でも、町並みは綺麗だし、乗らなかったけど、観覧車もあるし…。何より、おいしいチュロス、そしてロバさん。これで満足!(ちなみに、ロバさんは年末年始限定だと思います。)
(夜の町並み。AlfonsoⅠ通りからピラール聖母教会を望む。)
明日は、カタルーニャ州、リェイダ(Lleida)に向かいます。
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