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カテゴリー「おもしろニュース」の記事一覧

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地下鉄・ノー・ボトムス・デー

2014年1月9日

”20minutos”(情報源としている無料紙)記事のある見出し。

「Día sin pantalón en el metro」

翻訳すれば、「地下鉄・ノー・ボトムス・デー」といったところでしょうか。ネットによると、2002年から世界的なイベントなっているようです。英語では、'No Pants Subway Ride'と言うようです。日本では普及しえないようなイベントですが、マドリッドでは行われるようです。以下は、記事の内容の翻訳です。
 
・日曜日午後4時、「地下鉄・ノー・ボトムス・デー」が行われる。
・単調な日常を脱するためのイベント。
・参加者は着衣で地下鉄に入り、その後、スカートまたはズボンを脱ぐ。
・他の乗客の反応を見る。

大変短い記事なので、この程度の情報しか書かれていません。9日の新聞で「日曜日に…」ということは、おそらく1月12日の開催だと思います。ネットの新聞では、8日の水曜日がこの開催日としているものもあり、本当の情報はよくわかりません。が、”20minutos”の情報に従えば、今度の日曜日(2014年1月12日)に開催ということでしょう。参加は自由なのでしょうが、いったいどこの地下鉄路線をメインに行われるのか?4時からどの程度続くのか?いろいろと謎が多いです。

マドリッド在住の、または旅行中のお暇な方は、ぜひ1月12日午後4時にどこかの地下鉄へ。

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マドリッド 2013年の観光客「減」

2014年1月22日(水)

スペインと言えば、フランス、アメリカに次ぐ観光大国。しかしながら、または、それだからこそ、マドリッドの2013年度の観光客の数が減ったことについて、大きく紙面を割いて取り上げられています。
  
”20minutos”(情報源としている無料紙)の見出しにはこうあります。
 
 「Pésimo 2013 turístico para Madrid pese al repunte de diciembre」

翻訳すれば、「12月には回復、しかし2013年のマドリッドの観光はひどかった」というものです。記事によれば、2013年のマドリッドへの観光客は422万人。2012年の数よりも5.3%少ない数字だということです。マドリッド市政は、12月の回復を誇らしげに語っているそうですが、年末は休暇などで観光客が増えるのは当たり前、楽観視できないとマスコミは懸念を表明しています(私も同感です)。

マドリッド市への観光客が減ったのなら、スペイン全体でも減っているのだろうと思いきや…、実は、スペイン全体での観光客は6,000万人を超え、他の主要都市では客が増えているのです。
 例)バレンシア 11.4%増、 カタルーニャ 8%増、 バレアーレス諸島 7.2%増 etc.

記事では、マドリッド市の観光政策の失敗を原因に挙げています。それに加えて、治安の問題、大気汚染の問題、交通料金の高さ、公共空間の魅力減退などが並びます。が、生活してみると、これら指摘されている問題のどれも当たっていないのではないかと思います。治安は良いです。空気は東京よりは良く感じますし、星もきれいです。交通料金は他の都市と変わりありません。公共空間ですが、アジアの我々にとっては、町並みなど、非常に美しく感じます。

思うに、マドリッドは芸術の街です。プラド美術館をはじめ、大小様々な美術館があり、優れた絵画の宝庫です。教会や修道院も多く、建築なども素晴らしいです。しかし、その不動の芸術作品たちに囲まれ、観光地として成熟しきってしまった感があります。これから、新たな魅力を開拓していくには、並大抵の発想では、観光客の減少に歯止めはかかりません。先の原因分析では少し甘いのでは、と心配してしまう次第です。

スペイン全体では観光客が確保できているのだからいいのでは、という考え方もありますが、マドリッドにとっては、それは大変危険な考え方です。スペインはバスク州やカタルーニャ州をはじめ、自治意識の強い州が集まって出来上がっています。これ以上マドリッドの観光収入が悪化し、他の州の足をひっぱるようなことになると、一気に各州の独立の気運が高まってきます。特にカタルーニャ州などは、ガウディーを武器に、一つの国として独り立ちしたい雰囲気が満々です。カタルーニャ州に独立されたら、マドリッドは、スペインはどうなってしまうのか…?

マドリッドは首都として、今後の観光政策をどうするか、大きな変革を余儀なくされている…。この記事から、そんなことを考えました。

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ドイツ人より勤勉なスペイン人!?

2014年1月22日

”20minutos”(情報源としている無料紙)記事のある見出しに目を疑いました。

「Un español trabaja de media 300 horas más al año que un alemán」

翻訳すれば、「スペイン人一人当たり、年間平均で300時間ドイツ人よりも多く働く」というものです。OECD(経済協力開発機構)が加盟国を対象に、その国の1年間の平均労働時間を調査しているもの結果を受けての記事です。

加盟国(34か国)の平均は1765時間で、主要な国のデータは、ドイツ1397時間、フランス1479時間、イギリス1654時間、スペイン1686時間、日本1745時間、アメリカ1790時間となっています。「最も勤勉なのはギリシア人で2034時間」という文面も見られます。

見出しでは、鬼の首でも取ったかのように「ドイツ人よりも300時間多く働く!」となっていて、何だか誇らしげな印象さえ受けます。私はこれまでいろいろな国の人と会ってきましたが、ドイツ人と言えば、すごく日本人と近い感覚を持っているといった印象です。つまり、ルールに厳格で勤勉なイメージ。ですので、鬼の首でも取ったかのように誇りたい気持ちもわかります。また、11時頃の朝食時間に加え、長い昼休みがあるスぺイン社会で、これほどの労働時間が確保されていることには驚きを禁じえず…。それで、この記事の見出しに目を疑ったというわけです。

ちなみに、「11時頃の朝食時間」と書きましたが、スペインの食事は5回あると言われるほど、ここの食事時間は日本人の感覚に合いません。朝の出勤や登校の前には、飲み物とクッキー(またはシリアルかヨーグルト)程度。当然それでは昼までもちませんので、11時頃にまた何かクッキーやパンの類(たぐい)を。14時は本格的な昼食で、重めの食事をとります。18時頃にはおやつ。そして、20時か21時頃に夕食です。この食事体系で、しっかりとした労働時間が確保されているわけですから、どういうからくりがあるのか、少し不思議に思います。
 
さて、この記事。最後まで読むと「裏」がありました。記事の最後のほうに「peor productividad」という小見出しがあります。これは、「劣る生産性」という意味です。要するに、働く時間の多さのわりには、生産性が良くないということ。ドイツの生産性が「87.1ポイント」なのに対して、スペインの生産性は「68.5ポイント」。つまり、ドイツ人は「少ない時間で大変効率のよい仕事のやり方」をしている。スペイン人はその逆ということになります。

この調査では、むしろ平均労働時間よりも、この生産性のほうが大切なような気がするのですが、この情報に割かれている記事面積は非常に小さく、先ほどの「鬼の首の見出し」のフォントが異様に大きいです。何だか、少しむなしい…。

というか、もしかすると、生産性などということは、最初からあまり問題視していないのかもしれません。

スペインで生活すると、スペイン人が「怠け者だ」などという印象は決して受けません。お店などでは、皆てきぱきと動いています。ただ、根本的に、「ビジネス上、売り手と顧客とは対等関係」「性格上、お話好き」など、この国特有の性質がありますので、生産性の追求にはそぐわないのではないでしょうか。顧客と対等関係では、なかなか効率の良いサービスも生まれにくいですし、お話好きとくれば、「対・顧客」にも「対・仕事仲間」にも、話す時間が長引きます。そのためか、買い物や手続きの際、「てきぱきと動いてくれているようなんだけど、なぜかすごく待たされる」といったことが多々あります。

日本の場合は、お客様を至上と考えるからこその「効率化」。しかし、スペインの場合、顧客は至上ではなく、自らが気持ちよく働くことも大事。つまり、それを重視するからこその「非効率化」なのではないでしょうか。「非効率化」を狙って働いているわけではないとは思いますが、結果的には、効率化の追求よりも、自らが思うもっと大事なものに向かって進んでいるのではないでしょうか、この国は…。

効率化こそが大事なのか、またはそれ以外に大事なものを追求するべきなのか。この記事から、このようなことを考えた次第です…。

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<続々>ストリート・ミュージシャンにオーディション!?

2014年1月30日

このニュースのシリーズ…。<続>で終わったかと思いましたが、また新聞(″20minutos"という無料紙)に出てきましたので、ご報告いたします。見出しは…

「El Ayuntamiento de Madrid hará en el futuro más "casting" de músicos callejeros」
(マドリッド市議会、今後、更なるストリート・ミュージシャンの「選考」を実施)


ここに至る経緯は、以下のようなものでした。

・マドリッド市が、2013年の年末に、ストリート・ミュージシャンに対してオーディションを行
 い、合否を判定し、通りで演奏する許可を出すことを発表。
・審査の基準は、その技術、そして迷惑度合いから総合的に判断。
・通りのでのパフォーマンス規定として、「他のミュージシャンとの間隔を最低75mは保つこ
 と」「シエスタの時間帯(15~17時)は演奏をしないこと」「夜は22時(6~9月は23時)ま
 でとすること」「6m幅以下の通り、住居の入口では演奏してはいけない」を遵守する。
・このオーディションに対し、最終的に460人の参加があり、318人が合格、142人が不合格と
 なった。
 
さて、今回の記事では、マドリッド市の市議会議員が以下のように述べているとあります。

 ・今回のストリート・ミュージシャン試験は、ミュージシャンたちの立場を高めるものだっ
  た。
 ・同時に、市民の平穏も確保できるようになった。
 ・今後も続けていくべきものだ。

これに対し、野党(社会労働党)議員からの反対意見として…

 ・この選考は失敗。
 ・馬鹿げた状況を生み出す。
 ・不合格者には、プロのミュージシャンも含まれている。
 
 ・選考はしっかりと準備されたものではなく、欠陥だらけ。合否を分ける明確な基準がない。
 ・音楽に対する冒涜(ぼうとく)。
 ・新たなミュージシャンを受け入れてくれるよう計画の見直しを要望。

批判の内容を記事に出てくる順番に箇条書きにしてみましたが、主張が非常にわかりにくくなっています。一見すると、オーディションの廃止を求めているようですが、私なりの解釈では、最後の主張を尊重して、選考基準の透明化と見直しを要求しているのだと思います。いずれにしても、ストリート・ミュージシャン大国ならではの議論。今後も続いていくものと思われます。

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スペイン王室のお給料?

2014年2月3日の”20minutos”(情報源としている無料紙)で見つけた記事です。
 
 「La reina cobra 131.739 euros al año; y Letizia, 102.464」

翻訳すれば、「レイナは年間131,739ユーロ、レティシアは102,464ユーロ」となります。レイナはレイナ・ソフィア王妃のことで、レティシアはレティシア・オルティス王太子妃のこと。つまり、この記事は、スペイン王室の給与のこと。(ちなみに、スペイン語では、「.」は小数点ではなく単位の区切りとして使われます。小数点は「,」で表します。)

日本では、国庫から皇族へ支払われるお金は給与とは呼ばす、内廷費と呼ばれ、年間3億2400万円と決められているそうですが、このような話題が新聞の一面に出てくることはあまりありません。

さて、スペインでは、王室一人一人に支払われる給与(sueldo)が新聞の一面にデカデカと掲載されております。

フアン・カルロス国王 292,752€(日本円でざっと計算して4000万円強)
レイナ・ソフィア王妃 131,736€
フェリーペ王太子   146.376€
レティシア王太子妃  102.464€
エレーナ王女     25,000€
クリスティーナ王女  0€

これらの数字に特に驚きはありませんが、記事には、さらに詳しく王室総費用とそれに占める王室各個人の給与割合などが細かく分析されいたので、「へー、ここまで詳細に公表しているのか」と感心した、ただそれだけです。

ちなみに、クリスティーナ王女ですが、夫(イニャキ・ウルダンガリン)の仕事の関係(テレフォニカの北米及び南米の広報担当取締役)でアメリカに在住しています。スペイン国庫からは何ももらっておらず、感心するのですが…。しかし、昨年より、夫のイニャキが非営利団体の公的資金を私的に流用した事件で容疑者となっていて、この事件にからみ、クリスティナ王女にも共謀した疑いが出てきました。そのため、スペイン検察はクリスティナ王女にも裁判所への出廷を命じました。王家が裁判所に出廷するなんて、さすがはスペイン。意外とルールにはシビア。不正を上層部でもみ消したりは致しません。

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