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カテゴリー「子どもスペイン」の記事一覧

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アルカサル・デ・サン・フアンの休日

カンクリ(カンポ・デ・クリプターナ)とトボソ村を巡り、今日は2泊3日の旅の最終日。アルカサル・デ・サン・フアンを歩きます。
まずはホテルから旧市街に向けて歩きます。日曜日だから人気がない…。風車のカンクリ、ドゥルシネアのトボソに比べたらなんかインパクトがないなぁ~。


まずはアルセス公園(Parque Alces)。広い公園で気持ちがいい。うわー、クライミングか~。けっこう本格的だぞー。

スペイン広場(Plaza España)に到着。やはりここにもドン・キホーテとサンチョ・パンサの銅像が。

このサンチョ、かわいいなぁ~、って、誰だ!サンチョの目にガムをつけたのはーっ!
 
次は、イダルゴ博物館(Museo del Hidalgo)。イダルゴっていうのは「郷士」と訳すらしい。日本の歴史で言えば、下級武士のような身分かなぁ…?ドン・キホーテのおじさんは、この身分の人だったんだよ。この博物館では、16世紀の郷士の暮らしが再現されていまーす。実際に手の取って装着できるものがあって、けっこうおもしろいです。

さて、次は、サンタ・マリア広場(Plaza Santa María)。ここにはセルバンテスさんの銅像。
この脇にあるサンタ・マリア・ラ・マジョール教会(Iglesia de Santa María La Mayor)には、セルバンテスさんの洗礼書があるんだって。「洗礼」って、キリスト教徒になるための儀式。それを記録した洗礼書が残っているってことで、ここをセルバンテスの生まれ故郷とする説があったらしい。でも、実際はアルカラ・デ・エナーレスを故郷とするのが定説になっています。それから、写真の右には、ドン・フアン・ホセ・デ・アウストゥリアの塔(Torreón de don Juan José de Austria)が見えます。当内部が聖ヨハネ騎士団の博物館になっています。上に登ると、町を一望できるよ。

こんな感じ。うーん、絶景っ!

この町。あまりガイドブックには載っていないけど、歴史があるんだなぁ~。趣のある教会も多いし…。マドリッドからも電車で行きやすいので、寄ってみてください。この町の魅力を詳しく説明しているサイトがありました。すばらしいっ!http://www.lamanchainfo.es/alcazardesanjuan/index.html

2泊3日のラ・マンチャの旅。ドン・キホーテの舞台に来られてよかったわぁ~。

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電車とバスでピレネー・スキーへ1 ~ まずはサラゴサ ~

マドリッドに来て、早4ヶ月…。あー、もう年の瀬か…。今年はいろいろなことがあったなぁ~。年末ぐらい、思い出に浸りながら、ゆっくり過ごしたいなぁ~。なんて思ってたら、おいおいやめてくれよ~。ピレネーにスキーに行くなんて言い出したよ~、うちの親。まあ、スキーもやらないことはないけどさぁ~。電車とバスを乗り継いで、サラゴサ(Zaragoza)→リェイダ(Lleida)→ビエラ(Vielha)だって。スキー場はバケイラ・ベレット(Baqueira-Beret)って言うらしい。まあ、行ってみるか。

…というわけで、AVE(アベ:レンフェの高速鉄道)で1時間15分。サラゴサのデリシアス駅に到着。34番の市バスで街の中心に向かいます。電車の切符が安いからって、マドリッド6:20発の電車(25.10€)なんかに乗るから…、ほら、朝の8時前に到着しちゃったよ…。しかも、今日は日曜日。人っ子一人いないし、店も開いてないし…。路面電車があって、町並みはきれいだと思うけど…。
 

とりあえず、ホテルのチェクインは済ませて、街のシンボル、ピラール聖母教会へ。エブロ川のほうから見てみようかなぁ…。うーん、絵になるなあ…。
 

教会の正面に回ると、大きいベレンがありました。


ベレン(belén)っていうのは、写真みたいにイエス様の生誕を表現したクリスマスの飾りのこと。年末から1月の初め頃にかけて、どこでも見られるもの。家に置ける小さい模型から、こうやって屋外に設置される大きいものまで、サイズはいろいろ。でも、イエス様が生まれた馬小屋が必ずあります。


アウグストゥスの銅像だって。サラゴサのローマ時代の名前は「カエサル・アウグスタ」。皇帝だったこのおじちゃんが作った街なんだって。
 
うわー、ここを踏むと、このカエル、水を吐き出すぞっ!おもしろっ!!

 
  カラフルな壁も、おもしろいなぁ~。

 やっと、店が開いてきたぞ。博物館も開いたみたい。入ってみよう!

うわー。仮面!!(カエサルアウグスタ劇場(Teatro de Caesar Augusta)にて)

疲れたので、バルで一休み。このバル、なかなか歴史がありそうで、趣があるぞ。混んでるし…。タパスでも食べて、っと…。


そのあとは、やっぱりチュロス・コン・チョコラーテ(churros con chocolate)でしょ。
 
これはウマいっ!普通のチョコラーテよりもドロッとしていて粘りがあり、カリカリのチュロスによくからむっ!!マドリッドにある名店「サン・ヒネス」(San Ginés)よりも、こっちのほうが断然ウマいぞっ!!そのままでは濃厚で粘りがあるので、ホットミルクを頼んで薄めて飲み干します。こりゃー、サラゴサに来た甲斐があったわい。お店、紹介しておきまーす。

(「グラン・カフェ・サラゴサ」(Gran Café Zaragoza) 住所:Calle de Alfonso I, 25)

食後の運動。って、アタシは動いてないか…。ロバさん、頑張って!


サラゴサか…。子供のアタシにゃ、ちょっと見所に欠けたな…。でも、町並みは綺麗だし、乗らなかったけど、観覧車もあるし…。何より、おいしいチュロス、そしてロバさん。これで満足!(ちなみに、ロバさんは年末年始限定だと思います。)


(夜の町並み。AlfonsoⅠ通りからピラール聖母教会を望む。)

明日は、カタルーニャ州、リェイダ(Lleida)に向かいます。

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電車とバスでピレネー・スキーへ2 ~ お次はリェイダ ~

サラゴサからAVE(Renfeの高速鉄道)で約1時間、カタルーニャ州リェイダに到着です。子供には、この程度の所要時間だと助かるわぁ~。この町がカタルーニャ・ピレネーの入口か~。

おっ、ツーリスト・インフォメーション!スペインでは、駅前にツーリスト・インフォメーションがあることは珍しいですが、ここリェイダの駅前にはありました。地図を入手して、いざ中心地へ。徒歩10分程度で町の中心サン・ホアン広場(Plaza de Sant Joan)に到着です。

ホテル「Hostal Mundial」に到着。広場に面した部屋で、見晴らしは最高!クリスマスのシーズンだから、スケートリンクがっ!後でやらせて~!

さてと、まずは昼食だ~!でも、ここリェイダ。レストランも少ないし、バル街のようなものも見当たらず…。やっと見つけたレストランへ。


ここの定食(Menú del día)、いいぞ!マドリッドで、普通、定食って言ったら、あまりおいしくないパンが1つ付いてくるだけだけど、ここのは違う。香ばしいパンがたくさん付いてきます。サラミと一緒に食べたり、ニンニクとトマトをすり込んで食べたり…。そのパンにオリーブオイルを付けたら、もう最高です!サラダも新鮮だし、メインの肉料理もおいしいし、ワインもコップじゃなくてボトル一本です(もちろんアタシはオレンジジュースだけど)。これで一人12€はお得だよ。お店、紹介しておきます。

(レストラン「El Galeo」 住所:Calle Anselm Clave,17,Lleida ちなみに、スキーの帰りもリェイダを経由しましたが、またここに来てしまいました。)

さて、町を散策。丘の上のほうに高い塔が見えるぞ。行って見るか。うあー、でも、あの丘、けっこう高いから、行くの大変そう。しかし、…。
 
サン・ホアン広場の裏手にビル!?いや、このビルみたいなのが、丘へつないでくれるエレベーターなのです。塔のふもとまでGO!
 
(Castillo del Rey: La Suda 王城:ラ・スダ)

いやー、ただの塔だと思ったら、お城でした。元はアラブ人がこの土地を征服していた時代に建てたんだって。でも、歴代のカトリック王たちに修復されながら、13世紀に今の形に。今日は、残念ながら休館日で入れず…。でも、外からでもムデハル様式(イスラムとキリスト建築様式の混合様式)の素晴しさが垣間見れて、よかった…って、親が言ってました。


アタシは、お城より、変わった形の石拾いに夢中です。

さて、お城の散策も終わり、やっと私の楽しい時間。初めてのアイススケートでーす。
 
 うーん、最初はスキーよりも難しく感じる!けど、楽しい!!

いよいよ、明日はスキー場のある村、ビエラ(Vielha)。山道をバスで3時間以上…。こりゃ~、体にこたえるわ…。

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電車とバスでピレネー・スキーへ3 ~ビエージャ/バケイラ・ベレット~

リィエイダのバスターミナルを10時15分のバス(13.71€)でしゅっぱ~つ。ピレネー山脈にたたずむ町、ビエージャ(Vielha)へ向かいます。予定では2時間半で到着のはずが、なぜか3時間半もかかりました(涙)。疲れたけど、なんとか到着!

ヨーロッパの田舎町に来たな~って感じ。でも、今日は大晦日。スキー客で賑わっています。

町の中心、スペイン広場にある教会。中にも入れますよ~。

アタシたちのホテル(Husa Tuca)は、ここから15分くらい歩いたところにあるベトレン(Betren)という村にあります。今日はスキーをせず、明日に備えてのんびりと過ごしま~す。

ホテルのレストランで夕食、と思ったら、なんと予約でいっぱい!!レストランに入れませんでした…(涙)。しかたなく町に出たものの、今日は大晦日。やっているレストランも少なく…。おっ、開いてる店、発見!中国人がやっているレストランでした。さすが、旧暦の正月を祝う中国人。新暦の大晦日もおかまいなしです(謝謝)。メニューを見てみよう…、おおっ!!「パパイヤのサラダ」だって!?シャレたものがあるじゃん!!いやー、楽しみ!
 
おー、おっ洒落ー。ぱくっ!うーん、なんか違うな~。何が違うんだろう…?そっか、これ、完全に熟しきったパパイヤなんだ。普通のって、熟してないパパイヤを使うんだよなー。だから、「青パパイヤサラダ」って言うんだよ。でも、これ、「熟パパイヤサラダ」じゃん! あれっ!?メニューのどこにも「青パパイヤ」って書いてない…。じゃあ、これはこれで、正しいのかぁ~。うーん、2013年、最後の食事は「熟パパイヤサラダ」でした…。でも、ここの店の中国人。とてもフレンドリーでよかったでーす。お客はみな、常連のスペイン人でした。

さあ、新年あけおめ!さっそくゲレンデに向かいます。ホテルからバケイラ・ベレット(Baqueira Beret)スキー場までは、10kmほど。無料のシャトルバスでアクセスできます。事前にホテルに申し込んでおかなくちゃいけないんだけどね。

ゲレンデに到着。いきなりゴンドラが出ています。
 
下のペンション街から直接乗り込める仕組み。おー、画期的ー!

下から来たゴンドラが、この駅を経由してさらに上へ向かいます。さっ、アタシたちも乗り込みましょ!!
 
天気も最高!景色も最高!!滑るわよ~っ!!
 
それーっ!おとうちゃーん、待ってー!

それにしても、スケールが違うわぃ。いつも滑ってる草津スキー場とはケタ違い(当たり前かっ?)。それぞれのゲレンデが広いから、どこでも自由に滑れる。ただ、初級のコースが少なすぎるわぃ!親いわく「ゲレンデ広くて最高!雪質もOK!」らしい…。でも、アタシには草津かなぁ…。

あー、そろそろ疲れたなぁ~。ちゃんと滑らないと、お昼ご飯、食べさせないとか言うし…。厳しぃ~!

 あるあるっ、これ!ヨーロッパっぽいじゃん!おとうちゃん、すでにくつろいでます。

お次はビールかいっ!!やりたい放題だなぁ、あんたも…。

さて、楽しみのお昼ごはん!お、けっこうおしゃれなとこに入るね~。

(「カフェテリア1800」にある「グリルレストラン5j」)

マドリッドにも店舗がある有名店。「5j(シンコ・ホタス)」って言えば、スペインでも指折りの生ハムブランド…。この黒い物体、モルシージャ(morcilla)っていうんだって。「血入り」のソーセージだから、こんな色なんだって。でも、色とはうらはらに、おいしいわ、これ。野菜の串焼きもちょうどいい焼き具合。さすがは5j。

いやー、このスキー場、アタシには広すぎるわ。親は大満足の様子だけど…。

(2日間スキーを楽しみ、帰路です)

ここの町並みはとてもきれい。石造りの家々がのどかな感じ。スキーはきつかったけど、年末年始、リフレッシュできました。さて、明日はまたリェイダに戻りまーす。最後にベトレンの写真をどうぞ。

    (朽ちた教会)

      (ベトレンの町並み)

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電車とバスでピレネー・スキーへ4 ~ リェイダ再び ~

ビエージャからバスで、再びリェイダに到着。いやー、バケイラ・ベレットでのスキー、楽しかったけど、相当疲れたわ~。

でも、いいことがありました!もう小学生だからって、親がお年玉くれましたーっ!なんと、6€!!まだ、その価値がよくわかならないけど、とにかく、これで何か好きなものが買えるんだよなぁ~。やったー!!

これは、ロスコン・デ・レジェス(roscón de reyes)。普通の子なら、こんなの買うのかなぁ~。年末年始に食べるクリスマスケーキらしいんだけど。アタシは、こんなものには使いません。

すでに6€の使い道、決まってまーす。ここリェイダで、またスケートやっちゃいまーす。親には…

「せっかくのお年玉なんだから、もう少しよく考えて使ったら?」とか…
「1年は長いんだから、これから買いたいものが出てくるかもよ。」だの…
「もう少し、冷静になりなよ。」などなど…

いろいろな提案をされましたが、聞く耳、持たず。往路でリェイダに来た時にやった、あのスケートなるものを、もう一度やっておきたいのです…。アタシ、スキーより興奮してる?

さて、さっそくリンクへ。おっ、今回はいきなりペンギンが使えるぞ!!
(支え用のペンギン)
小さい子供のみに許される特権。このペンギンでスーイスイ。

やっぱ、アタシにはスケートのほうが合ってるかも…。いやー、楽しい!日本にもスケート場があるらしい。帰ったら、また絶対にやるぞっ!!もらったお年玉を、全部その日に消費する…。アタシって「ワイルドだろぉ~」(古いか…?)。

さて、夕食だーっ。親が、往路の時に行ったレストランが気に入ったって言って、またそこに行くらしい。まあ、アタシも嫌いじゃないけど…。

レストラン「El Galeo」(住所:Calle Anselm Clave,17,Lleida)に到着。ちょっと、早く着きすぎたみたい…。まだ、タパスメニューしかやっていないって…。もう夜の7時過ぎだっていうのに…。

まずは、エスケイシャーダ・デ・バカラオ(esqueixada de bacalao)。タラのマリネです。おー、生臭くなくて、さっぱりしておいしいなぁ。
 

お次は、カラコレス・ア・ラ・ジャウーナ(caracoles a la llauna)。

 うわーっ、何してくれてんねん、親!!。カタツムリじゃん!!これをアタシに食べさせるかーっ!!
 
こうやって、串で中身を出して、マヨネーズでいただきます。ちなみにこれ、ここリェイダの名物料理だそうです。料理名にあるジャウーナ(llauna)っていうのは、この金属の調理器具のこと。これでカタツムリを焼くから、カラコレス・ア・ラ・ジャウーナ(caracoles a la llauna)っていうわけ。親は「うまい」と言って食べてますが、アタシは遠慮しておきます…。

さて、一夜明け、鉄道リェイダ駅へ。あとはマドリッドへ戻るだけ。「電車とバスでピレネースキーへ」もこれで終わりです。スキーは疲れたけど、スケートができてリフレッシュになりました。帰ってから、また学校、頑張るぞー! 
(リェイダ駅にてAVEを待つアタシ)

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