発信するブログ「あっちのタバコ屋」。すなわち…
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de Sol a Sol 2010(デ・ソル・ア・ソル)
・産地 カスティーリャ・ラ・マンチャ州
・ブドウ種 Tempranillo(テンプラニージョ)100% ※ビオ・ワイン
・価格 6.85€(約940円)
「日が昇って日が暮れて…」。まさにその名にふさわしく、ラ・マンチャの太陽を「一日中」浴びた健康なブドウで作られた赤ワイン。原産地呼称付(Denominación de Origen)ではないものの、ぜひ、試していただきたいワインです。ビオ・ワインでありながら、容赦ないテンプラニージョの重みと深み。それに高めのアルコール設定(14.7%)が大成功を収めています。しかもこの価格。 すべてにおいて満足できる一品です。ブドウをギュッと絞るような手のエチケットが、シックでかっこよく、目を引きました。一般的なスーパーなどでは見かけません。
購入は、以下の場所です。
BODEGA SANTA CECILIA
http://www.santacecilia.es/tiendas-de-vino-madrid.html
アーティチョーク…。聞いたことはあるが、実際にはどんな味で、どのような形状のものなのか?日本人の日常食ではないだけに、なかなかイメージがわかいないのではないでしょうか?
アーティチョークは、スペイン語でアルカチョファ(alcachofa)といいます。日本名は朝鮮アザミですが、原産は地中海沿岸とのこと。この朝鮮アザミの大きいつぼみを食すというわけです。ここスペインでは、スーパーで普通に買える、ごく一般的な食材です。
これで、0.7€(90円程度)。日本で買ったら1000円以上はします。硬い皮に覆われていて、実際に食べるのは中身の柔らかい部分だけ。しかも、アクが強く、調理には一苦労するとのこと(妻談)。しかし、しっかりとアクを抜けば、焼いて良し、揚げて良し、茹でて良しと、いろいろなバリエーションで楽しめる食材です。
(アーティチョークのフライ:妻作)
外側の層は硬くて歯ごたえがあり、中心に行けば行くほど新芽の柔らかさを感じる…。その食感の変化こそがアーティチョークの楽しいところ。よくタケノコにたとえられますが、それ以上に、植物感満点です。中身は適度な水分を保っていて、アーティチョークの香りを存分に楽しむことができます。
(アーティチョークと生ハムのマリネ:妻作 ※右は別料理:ポテトの牛肉巻き)
茹で上がったアーティチョークとマッシュルームにオリーブオイルをからませ、熱いうちに生ハムを載せる…。生ハムの上質な脂がほどよく溶けて、絶妙な味に仕上がります。アーティチョークの大人の苦味がたまりません。
日本では高すぎて、なかなか食すことのないアーティチョーク。スペイン滞在中だからこそ享受できる食材です。